立ち話、その後。
以前に書いた「立ち話の習慣」、続いています。
そして、少しずつ磨きをかけてアップデートを試みています。
道行く人々と何気なく言葉を交わす機会も増えました。
予期せず耳寄りな情報を得られることもありますし、それ以上に、人との間合いや呼吸を合わせる感覚を研ぎ澄ます上で、一役買ってくれています。
中には「失敗したなあ」と感じることもありますが、それで何かを失うわけでもないですし、良しとしています。
改めて考えてみれば、街で人と話す、というのは最高のコミュニーケーション上達術なのかもしれませんね。
しかも、基本的にお金がかからないので、あらゆる経済状況下で実践可能な点も魅力です。
同じ1日でも、無表情を装って自分の殻に引き篭もって過ごすのと、自分をオープンにして過ごすのでは、積み重ねていくほどに違いが生じることが分かりました。
と言っても、自身の過去を振り返ってみれば、やさぐれて、街行く人々を敵視するくらいの気持ちを抱いた時期もありましたし、それぞれタイミングというものがあるのでしょう。
目下のところ、「バックトラッキング」と呼ばれる、おうむ返しの習慣が随分と錆びついていることに気づかされ、街行くお爺ちゃん、お婆ちゃんにも協力を仰いで?再訓練中です。
ペーパーテストと違って、「これができたら100点満点」というゴールがないコミュニーケーション、これからも面白がっていきたいものです。