デフレ経済の置き土産。
最近、都内を中心に展開する居酒屋チェーンの「一休」を愛用しています。
ここ数週間は週に2回くらいのペースで通っていますので、なんともマイペースなタイミングでハマったものだと、我ながら半ば呆れてしまうほどです。
基本的に、夕方以降の食事は炭水化物を控えて、タンパク質や野菜を中心に摂る食生活が習慣になっているので、好きなものを選びやすい居酒屋メニューが実は重宝します。
同じ理由で、少し前はサイゼリヤにも通い詰めていた時期がありました。
こちらは最近、割れないグラスを導入したことで、ワインが味気なく感じるようになってしまい、少し足が遠のいていますが、相変わらずハンバーグは逸品だと思っています。
両社の沿革を見てみると、一休は1997年に株式会社化、サイゼリヤは1992年から94年の間に店舗数を50→100へと拡大と、いずれもバブル崩壊以降に成長を続けてこられた企業のようです。
最近では、デフレ経済という言葉をニュースで聞く機会は減った気がしますが、苦しい時期こそ創意工夫を重ねたブランドが生き残ると思いますので、一休やサイゼリヤは、こうした冬の時代が残した素敵な置き土産なのかもしれませんね。
一消費者として、引き続き温かい目で見守りつつ、積極的に応援していきたい思いです。