p s u k e の 俯 瞰 慧 眼

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北海道レポート前編

5月の半ばに、2泊3日で北海道へ行く機会がありました。

お目当の半分は、札幌ドームで行われた某国民的アイドルグループのライブ。あとの半分は、先々の仕事の可能性を見定めることです。

6月に入って少し落ち着いてきたので、主に後者の視点で印象的だったことについて、2回に渡って書き綴ってみることにしました。前編は初日に滞在した「小樽市」について。

小樽駅

小樽駅

消えかけた横断歩道

新千歳空港から電車で1時間ほどの場所にある小樽市。駅を出て、まず目についたのが、駅前の横断歩道でした。

小樽駅前、白線が消えかかった横断歩道

小樽駅前、白線が消えかかった横断歩道

街の玄関口としては、どことなく物寂しい印象を抱きます。放置されているのか?それとも補修の予算が組めないのか?いずれにせよ、「観光」を生業にしている街としては、この時点で少し引っかかるものがありました。

エアビー★4.5の期待値

民泊体験をしたかったので、Airbnbで評価の高かったホストの部屋に宿泊しました。

冒頭に書いたライブの影響で、札幌市内の宿泊施設は軒並み2万円以上の価格設定だった中、こちらはおよそ半額でした。

場所は、市内を一望できる高台の上にある賃貸マンションの一室です。現地に赴いて分かったのですが、どうやらこのマンション自体が、投資目的で建てられたものだったようです。

さて、肝心の宿泊体験ですが、、結論としてはかなり厳しかったです。

とにかく、「清潔さ」の点で、快適に過ごせる基準を大きく下回っていました。

気になった点を挙げればキリがないのですが、ひとまずエアコンをはじめとするフィルターは、全力で掃除をしました。

口コミがサクラでないと仮定すると、Airbnbの期待値がどのレベルにあるか?、なんとなく想像がつくようになりました。このクオリティであれば、ユーザーとしてもホストとしても、個人的には距離を置きたいと思います。

ただ、「寝れば寝るだけ体調が悪くなりそう…」と用心したご褒美?に、抜群の朝日を拝むことができたのは思い出深い体験になりました。

小樽市の高台から望む朝焼け

小樽市の高台から望む朝焼け

過剰に豪華な海鮮丼とコスパ良好な地ビール

小樽市における海鮮丼の平均単価は2,500円!のようでした。たしかにウニやイクラなどが「これでもか」と乗っているのですが、どうも「値段」が先にあって、それに見合う豪華さを過剰に追求している印象が拭えませんでした。北海道はマグロなどの定番ネタが意外と獲れないそうなので、そもそも工夫する余地が限られるのは大変そうでした。

一方で、すっかり気に入ったのが小樽ビールです。小樽の水に惚れ込んだドイツ人の方が作ったブランドだそうで、街中で売られている350円ほどの瓶ビールでも、かなり本格的な味わいが楽しめました。東京にいる時は節制して滅多に飲まないのですが、この時ばかりは5本位いただきました。

まとめ

1日で回るには良い規模感の街でしたが、「ファン」を作る取り組みが見受けられず、10年後の姿がとても心配になる街でした。詳しくは後編で書きますが、北海道の現状として、札幌への一極集中が止まらない原因の一端を垣間見た気がする滞在でした。

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