p s u k e の 俯 瞰 慧 眼

溢れ出る言葉の記録として書き綴っているブログ。まずは何より自分のため、でも誰かの何かに響けば尚倖。

消費の賢人。

消費に対して奔放な親の下で育った反動か、お金の使い方については、以前から意識的に過ごしてきました。

ただ、巷に溢れる節約術を読み漁っても、今ひとつしっくり来なかったので、我流で腹落ちするものを追究してきました。

このところ、それなりに筋の通った消費ができてきたので、まとめて綴ってみたいと思います。

常識に縛られない、より健康的な消費に興味関心があるようでしたら、是非ご覧下さい。

「お金を使うこと=応援」にする

今回の背骨になる考え方です。

お金の捉え方は人それぞれでいいと思うのですが、個人的には「交換可能なエネルギー」という解釈が気に入っています。

なので、同じ100円を使う時も、頑張ってほしい、元気になってほしい、と思える会社やお店、あるいは人が相手だと、幸福感を抱きます。

反対に、そうでない相手への支払いに対しては、たとえ1円であっても、かなり慎重になります。

(いつか、マザー・テレサ級の「与える人」になったとしたら、また変わると思います。)

ちなみに、この考え方に従った小さなマイルールを1つ設けています。

それは、「応援している小さなお店では、絶対に現金で支払う」ことです。

クレジットカードを使えば確かにお得ですが、消費者に還元されるポイントを負担しているのは、結局お店なので。

この辺り、興味のある方はクレジットカードの仕組みを少し調べてみて下さい。

JCBのロゴ

クレジットカードのブランドにも着目しています。

目先のポイントやキャンペーンに一喜一憂しない

少し前に流行った○○円還元キャンペーンに着想を得た、1つ目の原則を肉付けしてくれる考え方です。

キャンペーンについては、「何事も百聞は一見にしかず」の精神で実際に試してみたものの、何か「さもしい」気持ちが拭えませんでした。

そこで、ふと立ち止まって見つめ直してみた結果、正解は逆にある、との結論に至りました。

それはすなわち、「長期的な信頼・安心を優先する」という基準です。

消費に関する5W1Hは、今や立派な個人情報の1つです。

そこで、きちんと目利きをして、節度をわきまえた消費を積み重ねていけば、結果として自分自身が、誰かにとって信頼・安心される存在になりうる。

できるだけ早い段階で、こうしたメカニズムに気づくことには、得しかないと思います。

「313円」を解体する

前の2つより、“おまけ”的な位置付けになります。

見出しの313円は、某大手チェーンで買えるドリップコーヒーの価格(19/6/3現在)です。

この値段を、会計学的なものとは別に文字通り「解体」してみた時、たとえば次のような内訳が考えられます。

  1. コーヒー自体=100円
  2. 感じのいい接客=100円
  3. 店内空間=100円

数年前まで、このバランスに納得感があって、割と利用していました。

ところが、店舗数が増えるにしたがって、「2」と「3」のクオリティがダウングレードしていると感じるようになりました(主観です)。

この話、特に結論はないのですが、習慣にして役立っている知恵ということで、書き添えておきました。

最後に

冒頭に書いたように、お金の使い方に対しては、割と早い時期から考えて過ごしてきました。

ただ、こうして一貫性のある方針に仕上がってきたのが、お財布に余裕ができてからだったことは、反省点でもあります。

本当は、その日の暮らしが苦しい時でも(苦しい時だからこそ)、できることはやる、というアプローチが望ましいのだと思います。

たった1つの些細な行動でも、見てる人は必ずいて、それが思わぬところに繋がっていくこともあると思うので、10代でも20代でも、躊躇なく取り組んで貰えたら本望です。

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