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教育「隔週ニュース」190317号

賃貸経営&不動産投資「週刊ニュース」が軌道に乗ってきたので、同じ企画で「教育」分野もカバーしてみることにしました。

当面は隔週ペースでの更新を目指します。

 

■2019年の東大合格者が発表、出題意図の公表も

去る3月10日、東京大学が2019年度学部一般入試の合格者を発表しました。

6科類合わせた志願者は9483人で、合格者は3018人。

学校側の方針に反して、合格者に占める女子の割合が3年連続で低下(17年度19.3%→18年度18.2%→19年度16.9%)したことに加え、入学者が主に経済学部に進むとされる文科Ⅱ類の合格者平均点が、同じく法学部に進むとされる文科Ⅰ類のそれを上回ったことなどが話題になりました。

また、本年度の入試からは、記述式問題の解答例に代わって「出題意図」が公表されることも明らかになっています。

世間一般ではいわゆる「ガリ勉」や「優等生」を求めていると思われがちな同大学ですが、実際に入試問題を解いてみると、違ったメッセージが伝わってきます。

それは、いわゆる「論理的思考力」であったり、「学んできたことを組み合わせて、未知の課題に挑戦する姿勢」であったり、相応の「教養」であったりを、受験生に求める姿です。

そうした方針を広く浸透させるに当たって、「意図」の公表は一定の役割を果たすと期待されます。

次の記事なども併せてご覧になると、東京大学の入試問題に込められた真意について、より理解を深めることができると思われます。

史上初。東大が入試に「計算問題」を出題した理由。世界最高峰の問題を生み出し続ける東大入試に隠された葛藤に迫る。

なお、AbemaTV「ドラゴン堀江」の企画で同校の入試に挑んだホリエモンこと堀江貴文さんは、残念ながら文科Ⅰ類不合格でした。

 

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