p s u k e の 俯 瞰 慧 眼

溢れ出る言葉の記録として書き綴っているブログ。まずは何より自分のため、でも誰かの何かに響けば尚倖。

越境-健康で快適な生活を送るには?

心の声にしたがって生きてみたい。でも、模範解答から外れた生き方をすることが怖い。だけど、踏み越えたい。そんな誰かへ。

[言葉]

健康と快適は、「皆と同じ」の先にある。

健康と快適は、「皆と同じ」の先にある。

[メッセージ]

何事に対しても横並び意識の強いとされる「平均的日本人像(※)」に対してのアンチテーゼ。

「一億総中流」がスローガンであった高度経済成長期であればいざ知らず、日本がアメリカや中国に比べて相対的に貧しくなる時代に、国内の平均値を求めているようでは、知らず知らずのうちに、貧しく、不健康で、窮屈な場所に追いやられるのでは?との危機感を込めて。

中には、「能力がないから」、「境遇に恵まれないから」と、本当に望む生活を諦めてしまう人もいるかもしれない。でも、自分の人生を健康で快適なものにしたいと思う気持ちがあるならば、まずはその感情を肯定してみて欲しい。そして、実現に向けた方法を少しずつでも考えて、行動する。そうすれば、必ずチャンスは訪れるので。

(※)こうしたイメージがどこまで正確か?、そもそも精査したわけではないのですが。ただ、日本社会を論じる時、未だ「同質性」や「同調圧力」がキーワードになることからも、「平均=安心」のメンタリティは、この時代を生きる日本人にも根強く残っているかと。

[誕生秘話]

高校生になったくらいから、不定期で原因不明の体調不良と付き合ってきました。それでも諦めずに試行錯誤する中、失敗を重ねつつも、自分の身体のことや感情と肉体の関わりなどについて、理解を深めてきました。

そして5年ほど前に、テニスのジョコビッチ選手による「食事」をテーマにした書籍に巡り合いました。本の中では、同選手が小麦粉の中に含まれる「グルテン」という成分に対する不耐症を抱えていて、これを除去する食生活によって、競技のパフォーマンスが劇的に向上したことが赤裸々に綴られていました。

この本を読んだことを機に、体に取り入れるものを全面的に見直すことにしたことが、今回の言葉に繋がりました。

本の中で薦められている食材は、たとえば「天然のサーモン」など、どれも高価なものばかり。全て実行したら、月々の生活費が全て食費になってもおかしくありません。とは言え、それまで摂取していた手頃な食材の成分表を見てみると、炭水化物や脂質でカロリーを確保しているものや、食品添加物が多く含まれたものが多いことに驚かされました。

そして、少なくとも「一般的」とされる食生活が、必ずしも安全や健康を約束するものではないことに気づき、自分なりの食べ方を模索するようになりました。この探究は、今も現在進行形で続けています。

必ずしも「贅沢」をするわけではないですが、揚げ物やパンなどを避ける分、以前に比べて食事にお金がかかることが多いのは事実です。そのため、常識に囚われずにメリハリをつけ、必要に応じて稼ぐ力をつけることは、ずいぶんと意識するようになりました。

結果として、食事に限らず、「移動」・「住まい」・「仕事」などあらゆる面について、「本来の健康や快適」は「普通」とされる選択の外にある、との考えに発展していき、1つのメッセージになりました。