インバウンド賃貸。
センター試験も終わり、賃貸アパートやマンションにとっては、1年で1番の繁忙期が近づいてきましたね。
先日、某国立大学近くの不動産屋さんで話を聞いてみたところ、最近は受験生本人が試験に臨んでいる間に親御さんが内見をして契約に至るケースが増えているそうです。
さて、経営しているアパートでも、この時期に備えて色々と手を打ってきましたが、さらにもう1つ、取り組んでみたいことが出てきました。
それは、留学生をはじめとする外国人の受け入れです。
題して「インバウンド賃貸」。
語義を考えると、ちょっと正確性には欠きますが、ひとまずキャッチーな感じで。
たしかに、2018年の訪日外国人が3,000万人を突破したとは言え、日本人入居者の賃貸ニーズに比べれば、外国人のそれはまだまだ限定的だと思います。
ただ、少子高齢化に伴う人口減という課題を抱える日本にとって、移民に代表される外国籍の人々の受け入れは、国の存続を考えるとほぼ必須であろうと予想できます。
現状、ホテル不足と言われる渋谷近辺でインバウンド需要を見込んだ「旅館アパート」を展開するオーナーなどが上手く事業を展開なさっていますが、その半歩先を今から仕込んでおくことは、意義ある取り組みの1つと考えます。
根底には、英語でのコミュニケーションが好きで、外国人とやりとりすることが苦にならず、むしろ活力になるという自身のキャラクターがあるので、多少のアドバンテージはあるかもしれません。
まずは最初のステップとして、英語でのマイソク(物件概要)作りから始めてみたいと思います。
どんな展開になるか、楽しみです。