p s u k e の 俯 瞰 慧 眼

溢れ出る言葉の記録として書き綴っているブログ。まずは何より自分のため、でも誰かの何かに響けば尚倖。

あらかじめ語られるロマンス。

タイトルは乃木坂46のアルバム『それぞれの椅子』に収録された曲から拝借しました。

要は恋占いを歌った作品だと思うのですが、絶妙な言い換えに思わず「おお、すごい!」と唸って以来、好きな曲の1つです。

 

さて、昨日の記事「人事を尽くしておみくじ本願。」で、願掛けに対する心境の変化を書きました。

似た話題ということで、今日は「占い」について。

 

実は、社会に出て初めて頂戴した仕事が、携帯電話向けの占いコンテンツの企画でした。

まだスマートフォンの普及前でしたので、いわゆるガラケー向けです。

 

当時、限られた予算やリソースの中で、唯一実現可能性があるジャンルとして占いを選んだのですが、それまではどちかと言えば「占いなんてインチキっしょ」くらいに考えていました。

 

しかし、いざ作る側に立つと、見えるものが全く変わるから不思議なものです。

 

一言でまとめるとするなら、「占いとは統計」。

コンテンツの企画を経験して依頼、そんな風に捉えています。

 

特に、占星術など歴史と伝統のある占いについては、膨大なデータベースと運用するためのロジックが確立されているようです。

 

そのため、確率論で言えば、耳を傾けた方が豊かな人生を送れる見込みが高まるように思われます。

特に、判断を積み重ねる仕事や、自身を高めていく仕事を生業とする場合には、自分なりの付き合い方を見つけた方が、断然勝率が上がるはずです。

 

目に見えない運気や流れ、あるいは見落としている各方面からの声に気づくキッカケは、1つでも多い方がいいですからね!

 

最後に少し脱線して。

多少なりとも「言葉」を扱う仕事をしている立場から、秋元康さんの歌詞における1番の魅力は、やはり圧倒的な喩え力にあるのでは?と、折に触れて感じております。

これについても、いずれ深掘りしてみたいと思います。