白金エリアのカフェ砂漠改革案。
生まれも育ちと東京都ということで、少なくとも城西・城南エリアに関しては、それなりに明るくなってきました。
中でも白金エリアに関しては、ここ10年ほどコンスタントに通っており、不思議な縁のある場所です。
さて、そうした白金エリアで、長年困っていることが1つあります。
それは、馴染みのカフェがなかなかできないことです。
より正確には、ようやく馴染みになる頃には、主に採算面の事情で、そのカフェが撤退してしまう、という悲劇が繰り返されています。
一例を挙げると、新宿などでも展開しているオスロコーヒー。
大型店舗があって重宝していたのですが、昨年の3月頃に閉店してしまいました。
(今、同じ建物には、自由が丘で名を挙げた「腰塚」という焼肉屋さんが入っています。)
目黒方面に少し歩けばエクセルシオール、白金高輪駅の上にはスターバックスなどはあるのですが、プラチナ通り沿いと目黒通り沿いに至っては、まさにカフェ砂漠です。
物悲しさに駆られて、ふと背景にある事情と「ひょっとして、こうすれば良いのでは?」という策を考えてみることにしました。
まず、カフェが定着しない背景事情、すなわち原因から。
これは月並みですが、やはり賃料負担が重過ぎることが大きいかと。
白金エリアで30平米ほどの店舗物件が貸しに出されていたので見てみたところ、月々の家賃は30万円を超えるとのこと。
仮にコーヒーが1杯500円であれば、月に600杯、日に20杯分の売上は、賃料に消えていくことに。
その他に人件費や原材料費、水道光熱費などがかかる中で、決して軽くはない負担に感じられます。
また、閑静な住宅街というエリアの性質上、人々が物凄く行き交う場所柄でないことも影響しそうです。
周辺には結婚式場が多く、週末や祝祭日には訪れた人々が立ち寄る可能性があるものの、こうしたお客さん達は一見さんに留まるのが普通と考えると、なかなか厳しいかと。
と書いてきて、「そもそも、そんな場所だったらカフェが無くても良いのでは?」という心の声が聞こえました。
ですが、「せっかく雰囲気のある街なんだし、やはり文化的な豊かさも欲しいよね!」という思いがあるので、解決策編を続けます。
とりあえず思いついた方針は3つです。
1. 土地から所有する
2. 極限までスリム化する
3. 他ビジネスとくっつける
「1」については、本来なら有力な地主さんなどに取り組んで欲しい、というのが本音です。
「2」については、最近繁華街などでも実際に見かけたモデルで、15平米から20平米ほどの店舗面積で、スタンディングを中心にした客席を想定したものです。
「3」については、たとえばシェアオフィスなどが、カフェと親和性が高いと見立てていますが、白金エリアは交通の便が今ひとつなため、少し難しいかもしれません。
実は、これらを掛け合わせたようなポイントに、今回の課題に対する最適解があるよう思われるのですが、、これは秘密にしておきます。笑
もし「気になる!」という物好きな方がいらしたら、どうか連絡を下さい。
喜んでお教えしますので。
では、今回はここまでです。
ちょっと長くなってしまったので、最後まで読んで下さった方がいるとすれば、御礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。