デニムとスーツと子ども達。
昨晩、教え子の1人である小6のお嬢さんに電話した時の話。
「そういえば先生、先週はなんでスーツで来たの?」と質問されました。
ニュアンスとしては、「お叱りを受けた」という方が正確かもしれません。
これまでは「本当に先生ですか?」と言われそうな格好で、クライアントさん宅を訪問していました。
というのも、世の中で一目置かれるような方であればあるほど、「身なりで人を判断しない」ということを、体験から学んできた経緯があるためです。
そのため、ここ2、3年は、デニムとスニーカーといった出で立ちで過ごしてきました。
ところが、最近、銀行さんとの付き合いも増え、スーツ(といってもビジネスカジュアル)を着る機会も増えました。
久々に袖を通してみると、それはそれで程よい緊張感が心地よく、そうしたコスプレがマイブームになりつつありました。
冒頭に挙げた会話は、そうした中での出来事でした。
たしかに、もし銀行さんとの打ち合わせが日中にあったとしても、一度帰宅して着替えれば良かっただけのこと。
そこの手抜きは、見事に見抜かれていたようです。
「個別指導」や「オーダーメイド」を謳うのであれば、お客さんにとって心地よく、リラックスできる時間・空間を準備することも仕事のうち。
その大切さを、11歳のお客様が思い出させてくれた体験でした。
ただ、、「すごい違和感を『感じた』んだけど」との指摘に対してだけは、「そこは、違和感を『抱いた』で!」と切り返せたのが、言葉の先生としての、唯一の抵抗でした。笑